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着付けの仕事・着付け師や講師が働く職場
着付け師の働き口は幅広くあって、主な需要は
結婚式場・葬祭場
写真スタジオ・美容院
呉服店や着物のリサイクルショップ
などでも求人が行われます。フリーランスでテレビ局やファッション雑誌関連の仕事を引き受けることもできますが、仕事量が安定しない場合があります。即戦力を求めているところばかりのため、資格があっても実績が浅いと勤務できない場合があります。
講師資格を取得していると、仕事が広がります。着付けを指導する学校や教室に勤めたり、自分で生徒をとり、指導することも可能です。ただし、経営の知識が必要になりますし、協会に加入して年会費の支払いが発生したりします。学んだ先生などからアドバイスを受けた方が、教室活動を始める際には簡単です。
着付けで得られる給料
着付け師として正社員で働くことができれば、月額20〜25万円程度の給料。年収では300万円〜400万円と安定します。パートやアルバイトで、必要なときにだけ呼ばれて働くような場合には、時給900円程度から1500円程度が相場となります。ただし、成人式や七五三・ブライダルが多くなる繁忙期には価格が上がる場合もあります。着せた人数によっても変わってきますが半日で20,000円程度となります。
講師として働く場合は学校や教室ごとに違いがあるため、賃金形態の確認が必要です。1コマあたりの基本給が1000円から4000円ほどと幅広くなっており、就業時間も1日2時間から4時間ほどと違いがあります。独立開業した場合には生徒の人数によって違ってきて、個人での収入よりも低くなってしまう場合もあります。
資格で収入が変化することも
着付けの技術があるだけでは、中々正社員として働くことが難しいです。無資格で補助の仕事ばかりになってしまうと、給料も安くなります。資格は各流派や団体が出しているものが多いですが、技能センターの試験に合格すると1級技能士や2級技能士を名乗ることができるようになります。
技能士は一定のレベルに達していることが認められるため、基本的な給料のほかに技術料がプラスされて収入アップにつながることがあります。
資格の内容に関係なく、仕上がりの結果が収入に左右する仕事もあります。さらに成人式の着付けなどの場合、こなした人数が重要になります。綺麗で美しい装いにすることが基本で、雑さが目立ちやり直しやクレームが多いようだと思うように稼ぐことはできません。
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